柔道整復術と柔道の関係は?

柔道整復術と柔道の関係は?

柔道整復術と柔道の関係は?

柔道整復師は、草加で交通事故治療ができる整骨院などで、体の痛みを取る人のことを指します。しかし、なぜこの役目に「柔道」という名前が付くのか、ご存じない方がほとんどかと思います。今回はこれを学んでみましょう。

 

「柔道」は多くの方がご存じのように、
「柔道の父」と言われる嘉納治五郎(1860〜1938)によって明治時代に創設されたものです。

 

東京大学文学部に入学した嘉納治五郎はひ弱であったため、
強くなりたいという気持ちからもともとは柔術家であった整骨師の八木貞之助に相談しました。

 

この八木の紹介を受けて、嘉納は柔術家の福田八之助の道場に入門して柔術を学んだのです。

 

福田の他界したあと福田道場の責任者になった嘉納が、
柔術に改良を加えて発展させたのが柔道なのです。

 

柔道誕生のもとになった柔術には相手を倒す技である「殺法(さっぽう)」と、
絞め技や投げ技などで相手から受けたダメージから目覚めさせ立ち直らせる
いわゆる「活を入れる」という「活法(かっぽう)」があります。
柔術では、ダメージを受けた者の患部に手を当て、
視診と触診で状態を把握して素早く治す技が必要だったのです。

 

この江戸時代に体系化された柔術の「活法」の技術は
柔道における当て身技・投技・関節技などで受けるダメージから回復する技術に生かされ、
現在の「柔道整復術」へ発展していきました。
この柔道整復術が国から公認されは1920年のことです。

 

柔道整復術は 、1946年のGHQの
「武道の廃止と医学教育の伴わない医療の禁止」の公布で危機に見舞われた時期もありましたが、
1969年の「柔道整復法」の成立以降は発展を続けました。
なお健康保険については 1935年に都道府県ごとに協定を結び、
料金表を定めて委任払方式で適用することで現在に至っています。

 

柔術の改良発展による柔道の誕生は、
柔術における活法を柔道における活法へと融合させることで
現在のような「柔道整復術」として確立してきたのです。


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